小児がん

(神経芽腫、肝芽腫、ウイルムス腫瘍、横紋筋肉腫、小児がんの肺転移など)

概要

小児がんの発生件数は、国内で年間2500人前後と言われています。このうち、血液腫瘍(白血病、悪性リンパ腫など)、脳腫瘍、眼腫瘍、骨軟部腫瘍を除いた固形腫瘍の手術を外科が担当しています。
一番多いのは神経芽腫で、次に肝芽腫、腎芽腫(ウイルムス腫瘍)と続きます。
成人のがんと比べた小児がんの特徴としては、化学療法・放射線療法が良く効くことであり、これらの治療と手術を組み合わせた治療が行われます。 

治療法

血液腫瘍科、放射線科、病理診断科とチームを編成して治療に当たっており、治療方針は患者さんごとに会議(tumor board)で検討し、決定しています。
外科では腫瘍の摘出、生検、中心静脈カテーテルの挿入を担当しています。「あきらめない小児がん治療」をモットーにしており、あらゆる小児がんの外科手術に対応しています。2019年の悪性腫瘍切除手術数は51件(生検除く)で、質量ともに国内トップレベルを自負しています。
当科の特徴として肝芽腫、腎芽腫、骨肉腫、ユーイング肉腫などの肺転移に対しても、患者さんにとって有益であれば積極的に手術を行い、患者さんは全国からいらしています。
切除不能の肝芽腫に対しては、当院で生体肝移植が可能です。
また、線維形成性小円形腫瘍(DSRCT)や他の腫瘍からの腹膜播種、また肺転移からの胸膜播種に対して、腫瘍摘出+術中温熱化学療法を行っています。

 

小児がんセンターウェブサイト

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